編集ソフトを1回も開かずに作った、28秒の告知動画です。
音を出して見てみてください。
Claude Code(デスクトップアプリ)に、架空のイヤホンの名前と説明を渡して作りました。
途中で足したのは「モーショングラフィックス激し目で」の一言だけです。
その一言で、文字の叩きつけやストロボの点滅が、全編に入りました。
画像の生成AIも、動画の生成AIも、音楽の生成AIも使っていません。
3Dのイヤホンも、水面も、飛び散る光も、曲も、Claude Codeが書いたコードでできています。
こういう映像は、少し前まで、専用の編集ソフトを使いこなす人が時間をかけて作るものでした。
自分で作れなければ、人にお金を払って頼むしかありませんでした。
今は、日本語で頼めば出てきます。
この記事では、Claude CodeとAI動画生成で、いま何が作れるのか。
そして、動画があると、SNSや自分の商品の見られ方がどう変わるのか。
実際に作った動画と、私のアカウントで起きた数字で、全部お見せします。
01動画づくりは、もう別物になっています
文字や図形が、曲に合わせて動く映像。
モーショングラフィックスと呼ばれるものです。
これまでは、Adobe の After Effects のような専用のソフトで、時間をかけて作るのが当たり前でした。
ソフトの使い方を覚えるところからです。
今は、ここが入れ替わりました。
Claude CodeやCodexに言葉で頼むと、動きを組んで、動画として書き出してくれます。
最近のClaude CodeやCodexなら、何かを入れなくても、そのまま作れます。
編集ソフトの画面は出てきません。
やりとりは、チャットの日本語だけです。
さらに、人やキャラクターを動かしたい場面は、動画生成AIで動かせます。
この12秒は、サムネを1枚作って、そこから動画生成AIだけで作りました。
編集はしていません。
動画にかかったのは、約114円です(2026年10月時点)。
こちらは、1コマ目の絵を動画生成AIで動かして、その上の文字と図形をClaude Codeで重ねた15秒です。
整理すると、今の動画づくりは3段になっています。
- Claude Codeだけで、文字と図形と曲の動画を作る
- 作り方の手順書(スキル)を入れたClaude Codeで、自分の商品に合わせて作り込む
- 動かしたい場面だけ、動画生成AIで人や物を動かす
この3つを組み合わせると、ここまで作れる。
それが、シンAI動画制作革命です。
02なぜ今、動画なのか
noteやBrain、講座やサービスを出すとき。
告知は、文字と画像1枚だけ。
時間をかけて作った商品なのに、告知のポストは数十表示で流れていく。
そういう経験がある人は、多いと思います。
私のXの数字を、そのまま並べます。
- AI社員のオフィスを見せた動画のポスト:18万表示。このとき、フォロワーが一気に約300人増えました
- 音声AIの声で作った18秒の動画のポスト:4.5万表示
- リンクだけを貼った案内のポスト:60〜70表示台
全部、同じアカウントのポストです。
タイムラインは、上から下へ流れていきます。
読まれるかどうかの前に、まず止まってもらえるかどうか。
動画は、その最初の入口になります。
03発売の前から、動画で知ってもらえた
8月に、AI社員のオフィス制作キット「LUMINA」を出しました。
発売の2日前に、告知動画を1本出しています。
このときのフォロワーは、700人ちょっとでした。
この動画に、引用やリプがたくさん届きました。
「告知動画すごすぎ🥹」
「素敵なCM❣️」
「紹介動画もカッコいい!」
LUMINAは、発売から1週間ほどで100部を超えました。
売れた理由は動画だけではありませんが、知ってもらう入口になったのは、この1本です。
映画は、公開の前に予告編が流れて、見に行くかどうかをそこで決めますよね。
商品も同じで、発売の前に「これ、なんだろう」と思ってもらえるかどうかで、発売の日の景色が変わります。
04商品を持っていなくても、動画は使えます
PR動画と聞くと、自分の商品の宣伝を思い浮かべるかもしれません。
でも、動画の使いどころは、もっと広いです。
- プロフィールの固定ポストに置く、自己紹介の動画
- 無料配布やLINE登録の案内
- 作った作品をまとめる、作品集の入口
- 知り合いの発売を応援する、紹介の動画
- タイムラインで目に留めてもらうための、ふだんの投稿
最初に並べた18万表示のポストも、商品の告知ではありませんでした。
知り合いの発売に紹介の動画を作ったときは、本人にとても喜んでもらえました。
作った動画がそのまま見せられる1本になって、企業から制作の相談をいただいたこともあります。
05自分で作れると、何が変わるか
人に頼むと、1本ごとにお金がかかります。
発売日がずれたら、また頼み直しです。
次の商品を出すときも、同じことのくり返しです。
自分で作れると、日付を直して書き出し直すだけです。
次の商品も、その次も、自分で出せます。
1本作れば、出す場所も広がります。
横の動画はXに、縦の動画はリールやTikTokに。
横で作ったあとに「縦も」と言えば、絵も縦長に作り直してくれます。
縦では、説明文やボタンが重なるところをよけて組みます。
06ただ、AIの動画はもうあふれています
Claude Codeで動画が作れるようになって、タイムラインには似たような動画が増えました。
上手だなと思うものと、このままでは使いにくそうなものに、はっきり分かれています。
自分でも作ってみた人は、こんな感覚があるかもしれません。
文字は動くし、曲もついた。
でも、どこかで見たような動画になる。
自分の商品の告知に、このまま出すのは少し迷う。
実際に、比べてみました。
いちばん上は、AIに一言で頼んだ版です。
真ん中は、頼み方を変えた版。
いちばん下は、IRISの作り方で作った版です。
使ったAIも、最初に渡したサムネ・曲・商品の説明も、3本とも同じです。
AIの性能で差がついたわけではありません。
差が出たのは、3つでした。
- 頼み方
- 場面ごとの絵
- 人や物の動き
3つとも、決めるのはAIではなく、頼む人です。
一言で頼めば、誰でもそれなりの動画が出てくる時代です。
だからこそ、そこから先で差がつきます。
07スキルを入れたClaude Codeは、ここまで作ります
教材についているスキル(Claude Codeに渡す、作り方の手順書)に、サムネと紹介文を渡して作った3本です。
色も、書体も、文字の動きも、1本ずつ違います。
色や書体は、こちらから指定していません。
スキルは、いきなり作り始めません。
どんな動画にしたいかを質問しながら一緒に組み立てて、作る前に、場面ごとの言葉と動きの一覧を見せてくれます。
OKを出すと、場面の絵をそろえて、書き出しまで進みます。
できた動画を見て「ここはこうしたい」と言えば、そこが変わります。
発売前にモニターをお願いしました。
Windowsのパソコンで、練習用の家計簿アプリの告知を作ってもらったときの感想です。
「動画編集ソフトを一度も開かずに、告知動画が横と縦の2本できました!!渡したのはサムネ1枚と紹介文だけ。」
「いちばん驚いたのが、サムネから世界観を読み取ってくれるところ。夜の台所の電球色、白と黄色の極太の文字、紺の帯……。色や書体の好みを聞かれることはなく、サムネの空気のまま、場面ごとの絵まで作り分けてくれます。」
「動画生成AIを使っていないのに、人物がまばたきするのにも感動しました。止まった絵からここまで動くんだ、と。」
08「難しそう」と思った人へ
AIの動画を見て、作ってみたいと思っても、結局どう作ればいいのか分からなくて止まっている。
そういう人も多いと思います。
ここまで読んで、「すごいけど、私には難しそう」と思った人もいるかもしれません。
よく聞く不安に、結果だけでお答えします。
編集ソフトを使ったことがない。
編集ソフトは開きません。Claude Codeのアプリの中で、日本語でやりとりします。
黒い画面が無理。
黒い画面(ターミナル)は出てきません。
Macじゃないとだめ?
モニターさんは、Windowsのパソコンで作りました。
Claude Codeは無料で使える?
有料プランが必要です。ClaudeならPro(月20ドル)から使えます。ChatGPTの有料プランに入っていれば、Codexでも作れます。
センスに自信がない。
配色や動きは、スキルが質問しながら一緒に決めて、作る前に一覧で見せてくれます。
サムネがまだない。
サムネを作るところから、スキルが一緒に進めます。
動画生成AIは、お金がかかりそう。
上の段は、動画生成AIを1回も使っていません。これだけでも、告知として出せます。
下の段は、手とろうそくの5場面だけを動かしました。文字の動きと曲は、上と同じです。
動画生成AIを使うかどうかは、あとから選べます。
時間がない。
最初の1本は、サムネと紹介文を渡して、質問に答えていくと出てきます。
フォロワーが少ない。
LUMINAを出したときのフォロワーは、700人ちょっとでした。
人の商品に作ってもいい?
作れます。頼まれて作って、納品することもできます。
ただ、曲や動画生成AIのサービスには、無料プランだと商用で使えないものがあります。使うサービスのプランは、先に確かめてください。
映像の勉強をしたことがない。
私もありません。生成AIでPVやMVを作り始めたのは、3か月前です。
09この記事に書ききれなかったこと
ここまでは、できた動画と、起きたことだけを並べました。
頼み方、場面ごとの絵、人や物の動き。この3つを、自分の商品でどう決めればいいのか。
サムネと紹介文から、どうやって1本の動画になるのか。
LUMINAの告知動画は、どう組み立てたのか。
これを全部まとめた教材が、IRIS「シンAI動画制作革命」です。